アトレティコが狙うユベントスのFWパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーがエースの退団に向けて新たな選手の獲得を画策しているようだ。
フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンにバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂が出ているアトレティコにとって、それは解決すべき重要な問題となっている。なぜなら、同選手は今季ここまでのリーグ戦では17ゴールを記録しており、特に年明け以降は代えの利かない選手として存在感を発揮しているからだ。
一方グリーズマン自身も、今がキャリアの中で重要なであることを自覚している。先日、仏紙『レキップ』のインタビューでは「僕の将来はW杯までには決まる」と明言していた。
いくら自身にクラブへの愛着があろうと、グリーズマンがビッグクラブ加入を目指して来夏にクラブを退団する可能性は十分ある。英紙『デイリー・メール』によると、クラブ側はそんな事態に備えてユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの獲得を画策しているようだ。
アトレティコはディバラ獲得に向け1億2000万ユーロ(約155億円)を準備している。同紙によれば、先日、指揮官のディエゴ・シメオネ監督とディバラはマドリード市内のレストランで食事をしたようで、その際に移籍について何らかの進展があったのではないかとも伝えられている。
今季セリエAで21ゴール5アシストをマークしているディバラは、グリーズマンの後釜となるには十分な資質を持っているかもしれない。
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