日本代表の本田圭佑【写真:Getty Images】
【日本 1-1 マリ 国際親善試合】
日本代表は23日、ベルギーのリエージュでマリ代表との国際親善試合を行い、1-1で引き分けた。前半にPKで先制を許し苦しい戦いを強いられたが、後半アディショナルタイムにFW中島翔哉がゴールを決めて辛うじてドローに持ち込んだ試合だった。
半年ぶりの代表復帰となった本田圭佑はベンチスタートとなり、70分からの交代で出場。右サイドに入ってボールに絡み、味方を使うプレーで得点を生み出すことを試みていた。
ベンチから見ていた前半について本田は、「全体的にはあまり話すことはないって感じですけどね」と印象を述べた。「話すとどうしても、今日は悪いところばかり出てしまうと思う。唯一負けなくて良かったことくらいが収穫」と、内容に乏しいゲームとなってしまったことを認めている。
27日にはウクライナ代表と対戦する。マリと同じくロシア・ワールドカップ本大会出場は逃したとはいえ、FIFAランキングでは日本(55位)より上位の35位に位置する強敵だ。
「今日の相手より強い相手なので。良い緊張感がある最後のテストマッチですけど、もう少し仕上げていきたいと思います」と本田。マリ戦は20分あまりのプレーとなったがが、「個人的にも次はもう少し長い時間チャンスがあると思うので。そこで後は勝つ」と勝利への意気込みを見せた。
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