日本代表の小林悠【写真:Getty Images】
日本代表は22日、マリ代表戦に向けて前日練習を行った。
川崎フロンターレに所属する小林悠は昨季リーグ戦34試合出場で23ゴールを記録しJ1得点王に輝いている。今季はリーグ戦4試合に出場し1得点決めていた。今年はロシアワールドカップも控えている。
マリ戦やウクライナ戦は選考を兼ねた重要な一戦となるが「そうですね。監督の求めていることも理解しているつもりですし、今回センターFWということで、ケンユウとかサコみたいに自分は大きくないですけど、俊敏性だったり背後を狙う自分の良さを出していけたらなと思います」と語り、アピールすることを誓った。
続けて「やっぱり動き出しの部分では自分の良さは出せると思いますし、タイプはぜんぜん違うと思うので。もし拮抗した試合とかで、なかなか難しい試合の時とかに自分が出て、一発があるぞというところを見せられれば可能性は高くなると思う。結果にこだわりたいと思います」と意気込みを語っている。
川崎Fでプレーする大島僚太については「僚太はやっぱり自分の動き、チームの中で唯一、一番分かってくれている選手だと思います。その2人だけの関係で崩すところも代表で見せられればと思いますし、あとは僚太自身が守備の意識や攻守の切り替えが去年あたりから成長していて、本当に攻守に渡って代表でもすごく大事な選手になるんじゃないかなと思います」と、共に代表選出されたチームメイトの印象について語った。
また「僚太自身、代表を経験してそういうところを自分が感じたのか、本当にフロンターレの中でも今は一番守備ができる選手だと思います。攻守の切り替え、一番早く反応できるのが彼だと思うので。それを明日代表でもやってもらえればすごく代表にとっての大事な選手になるんじゃないかなと思います。僚太ともし一緒に出られたら2人だけの息の合ったコンビで一発背後を狙うタイミングと自分のイメージとパスがしっかり合えば、それが得点につながると思うので。それは僕自身も強く狙ってますしそういうチャンスを待ちたいなと思います」とコメントしている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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