日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が22日、マリ代表戦の前日会見に臨んだ。
現地時間23日に行われるマリ戦は、日本にとってロシアワールドカップ・グループステージの第2戦で対戦するセネガルとの一戦をイメージしたものになる。
「本番に近い相手を選んだ」とハリルホジッチ監督は今回の欧州遠征の相手について語った。マリについては、「アフリカンパワーを押し出すチームで、パワー、俊敏性がある。デュエルも激しくやってくる」とコメント。「私が知っている以前のマリに比べるとパワーがなくなっている印象だが、ヨーロッパのビッグクラブでやっている選手がいるので能力はある」と分析した。
本番のセネガル戦の戦術については当然話していないが、「たくさんのアイディアがある」とハリルホジッチ監督。「怪我人もいて、私自身どのチームで挑めるのか分からないわけだから、そんなに選択肢はない。本大会では戦える状態でチームをつくらないと」と述べている。
『仮想セネガル』となるマリ戦で、本番で有効となるアイディアを見つけたいところだ。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
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