リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
リバプールでゴールを量産する活躍を見せているエジプト代表FWモハメド・サラーに対し、この夏に「世界最高額」のオファーが届くことになるかもしれない。英紙『ザ・サン』が伝えた。
サラーは今季のプレミアリーグで予想を上回る活躍を見せ、驚異的なペースでゴールを量産。先週末のワトフォード戦で1試合4得点を叩き出したことで計28ゴールとなり、得点王獲得に迫りつつある。
レアル・マドリーやバルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)などがそのサラーに目をつけ、夏の移籍市場で獲得オファーを出すのではないかとみられている。提示される移籍金は2億ポンド(約298億円)に達するのではないかとの見方だ。
この金額での移籍が成立すれば、PSGが昨年バルサからFWネイマールを獲得した際の金額を上回り、サッカー界の歴代最高額となる。リバプールが昨夏ローマからサラーを獲得した際には当時のクラブ史上最高額となる3400万ポンド(約50億7000万円)が支払われたが、実にその6倍近くとなる金額だ。
バルサがサラーを射止めたとすれば、1月に獲得したMFフィリッペ・コウチーニョに続いてリバプールからの大型補強となる。一方マドリーは、もしサラーの獲得に成功すれば、チェルシーのMFエデン・アザールへの関心は失うのではないかとの見方も伝えられている。
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