パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)の来季の新監督選びには、チームの中心選手であるFWネイマールの意向が反映されることになるのかもしれない。フランス『パリ・ユナイテッド』が伝えている。
ウナイ・エメリ監督が率いるPSGは、国内リーグで順調に首位を快走中。だがチャンピオンズリーグで決勝トーナメント1回戦敗退に終わり、またも悲願の欧州初制覇を逃したことで、今季終了後には監督交代が確実になったとみられている。
PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は先日、負傷のため母国ブラジルで療養中のネイマールのもとを訪ねた。そこで、新監督についてエースに意見を求めたという。
アル・ケライフィ会長が候補に挙げたのは現チェルシーのアントニオ・コンテ監督と、バルセロナ前監督のルイス・エンリケ氏の2人。ネイマールはコンテ監督の「サッカーが好きではない」と述べ、ルイス・エンリケ氏を支持したとのことだ。
ルイス・エンリケ氏は2014年から昨年までバルサを率い、ネイマールとともに仕事をしていた。2015年の3冠達成など、数多くのタイトルを一緒に獲得している。
一方、「第三の候補」としてカルロ・アンチェロッティ氏の就任の可能性もあると伝えられている。2011年から2年間PSGを率いたアンチェロッティ氏が就任すれば5年ぶりの復帰となる。
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