レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは、リーガエスパニョーラ得点王争いで大幅に不利な状況に追い込まれても、逆転できることを信じていたようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
C・ロナウドは今季開幕前のスペイン・スーパーカップで出場停止処分を受け、リーガ開幕から4試合を欠場。復帰後も調子が上がらず、第12節を終えた時点でわずか1ゴールにとどまっていた。
一方、バルセロナのFWリオネル・メッシは開幕から順調にゴールを重ね、12試合を終えた時点で12ゴール。毎年のように得点王を争っていたライバルを11点リードしており、C・ロナウドの今季得点王は絶望的になったかに見えた。
だが『マルカ』紙によれば、C・ロナウドはその状況で、マドリーのチームメートたちと「賭け」をしたという。11点差から逆転し、得点王を獲得することをチームメートたちの前で公言したとのことだ。
リーガ前半戦を終えた時点ではメッシが17得点に対してC・ロナウドは4点と、その差は13点にまで開いた。だがC・ロナウドはそこから劇的に調子を上げ、9試合の出場で18ゴールを記録。残り9試合となった時点でメッシ25得点に対してC・ロナウド22得点と、その差はわずか3点にまで縮まっている。
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