フィオレンティーナのサポーター【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのフィオレンティーナは19日、クラブの練習場の名称を変更し、先日急死したDFダビデ・アストーリの名をつけることを発表した。
フィオレンティーナのキャプテンを務めていたアストーリは今月4日、アウェイゲームのために宿泊していたホテルで睡眠中に死去していたことが確認された。現役イタリア代表でもあった31歳の選手の突然の死去は、イタリアと世界のサッカー界に大きな驚きと悲しみをもたらした。
すでにアストーリの背番号「13」を永久欠番とすることを決定しているフィオレンティーナは、もうひとつの形でアストーリの思い出をクラブに残すことを決めた。練習場の名称を、「チェントロ・スポルティーボ(=スポーツセンター)・ダビデ・アストーリ」に変更するとのことだ。
「この決定を下したのは、ここが彼の家だったからだ。毎日練習のためにここを訪れ、家族とも一緒に時間を過ごしていた。このような形で彼を記念するのは正しいことだと我々は考えている」とマリオ・コニーニ会長はイタリア『メディアセット』に話している。
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