パリ・サンジェルマンのマルコ・ヴェッラッティ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティは、レアル・マドリー戦で退場処分を受けたことを反省しつつ、バルセロナのFWリオネル・メッシが同じことをしても退場にはならないと主張している。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に語った。
PSGは今月6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合でマドリーと対戦し、1-2で敗戦。2試合合計2-5で敗退する結果となった。ヴェッラッティは2ndレグの66分に異議で2枚目のイエローカードを受けて退場となり、その時点で0-1のビハインドを背負っていたチームの状況をさらに苦しいものとしてしまった。
「レアル戦では間違ったことをしてしまった」とヴェッラッティは反省しているが、納得のいかない部分もあるようだ。「試合によっては主審はもっと寛容な場合もある。見苦しいリアクションを取ってしまったが、誰のことも罵倒したわけではなかった」と述べている。
さらにヴェッラッティは、仮にメッシなら審判の対応は異なると主張。「メッシは主審の顔を指さして抗議しても、罰せられることもない。いずれにしても、僕は改善する必要があるけどね」と語った。
ヴェッラッティはまた、マドリーとの間に決定的な力の差があったわけではないとも考えているようだ。「PSGはそれほどマドリーとかけ離れているわけではない。突破できると信じていたが、いくつかの出来事が違いを生んでしまった」と話している。
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