日本代表の森岡亮太【写真:Getty Images】
日本代表は19日、初の海外開催となるキリンチャレンジカップ2018 in EUROPEのマリ戦、ウクライナ戦に向けて前日練習を行なった。
ベルギー1部のアンデルレヒトに所属する森岡亮太は、ワースラント=ベフェレン在籍時と合わせて今季リーグ戦30試合に出場し10得点14アシストを記録している。アンデルレヒトでは背番号10を与えられるほど、チームから大きな期待を寄せられて今年1月に加入した。
リーグ戦を終えている影響でベルギーリーグで戦う森岡と久保裕也は別メニュー調整に。日本代表での役割については「もちろん監督が求めることは守備面ですが、僕個人的にはやっぱり得点に関与するって部分を出していきたいなと思います。守備的な選手ではないんで。もちろん守備の時間帯は守備になるんですけど、できるだけ攻撃の部分でどれだけいいチャンスを作れるかっていうところかなと思います」と答えている。
欧州に移ってからポーランド1部のシロンスク・ヴロツワフ、ベルギー1部のワースラント=ベフェレン、アンデルレヒトと渡り歩いて来たが「そうですね、やっぱりレベルが全然違うチームなんで。前のチームはすごい自由があったんですけど、今のチームは求めることが多いというか、戦術的にすごいしっかりオーガナイズされたチーム。その中でちょっと違った役割を求められるんですけど、それでもしっかりそれが今も頭の中もクリアになって、だいぶ求められることもできるようになってきてる。そういう部分でこういうこともできるんだというか、大事だなというふうにすごい感じますし、良い意味で幅も広がってるかなと思います」と語っている。
日本代表に招集された柴崎岳とポジションを争うことになるが「いやあ、サバイバルっていうよりはアンブロのスパイク同士なんで、その話しかしてないですね(笑)。なんであの人そっちやねんとか。そんな話しかしてないです」とし「僕自身もスペインでやりたいってのがあるんで、まあいろいろ学ばしてもらいます」とコメントしている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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