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今季7点目の堂安律、完全移籍への期待強まる。本人は「まだ何も聞いていない」

text by 編集部 photo by Getty Images

堂安律
フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】

 オランダ1部のフローニンゲンに所属するMF堂安律は、現地時間18日に行われたエールディビジ第28節のAZ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せた。試合後には今季終了後の去就についてもコメントしている。オランダ『DVHN』が伝えた。

 堂安は2点ビハインドで迎えた70分にフローニンゲンの1点目をアシストしたのに続き、83分には豪快なミドルシュートで2-2の同点ゴールを記録。だが後半アディショナルタイムに失点し、試合は2-3の敗戦に終わった。

 堂安はこれで今季7点目のゴールであり、最近5試合で3得点と好調。「小さな堂安律はフローニンゲンのビッグマン。日曜日のAZ戦で素晴らしいゴールを決め、完全移籍への要請は強まる一方」だと『DVHN』は記している。

 堂安は今季、ガンバ大阪からの期限付き移籍の形でフローニンゲンに在籍している。オランダでの報道によれば、完全移籍のオプションがつけられており、その決断の最終期限が5月1日に設定されているとのこと。フローニンゲンは堂安の活躍に満足しており、オプションを行使して3年契約を交わす準備をしていると報じられていた。

 AZ戦後に完全移籍の見通しについて質問を受けた堂安は、「そうなるかもしれませんが、今は全く考えていません。チームと一緒に勝ちたいだけです」と返答。「シーズン後に考えることです。クラブからは何も聞いていませんし、何も言われていないことを気にしてもいません」とコメントしている。

【了】

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