ボルシア・ドルトムントがラシン・クラブに所属するFWラウタロ・マルティネスにオファーを出す準備をしているようだ。

　U-20アルゼンチン代表のマルティネスは以前からインテルへの移籍が噂されている。ラシンのブランコ会長はアルゼンチンのラジオ局で「インテルとの交渉は90パーセント完了した。プレ合意に至っている」と発言していた。

　しかしここにきてアルゼンチンのテレビ番組『TyC Sports』でドルトムントが3300万ユーロ（約42億9000万円）の移籍金を支払う準備があると報じている。なおこの額はインテルが提示しているとされる3000万ユーロ（約39億円）を上回っている模様だ。

　ドルトムントは今冬にチェルシーからレンタル移籍していきたベルギー代表FWミチ・バチュアイを残留させたい意向を持っているが今季終了後には所属先のチェルシーへの復帰の可能性が高い。その為にも新ストライカー獲得はクラブにとって重要事項になっている。

　インテル加入で決着かと思われたマルティネスを逆転でドルトムントが獲得する事になるのだろうか。今季公式戦14試合で12ゴールを挙げている20歳のマルティネスは今夏にどのチームでプレーするのだろうか。

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