明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われ、FC東京は湘南ベルマーレに1-0で勝利した。

　リーグ戦4戦目で、ようやく初白星となった。試合後、長谷川健太監督は「ディエゴ（・オリヴェイラ）の素晴らしいゴール」と、ブラジル人ストライカーの得点を称賛した。「追加点を取れれば今日の試合はほぼ決まるような展開だったと思う」と指揮官が言うように、2点目を奪えていれば、というゲームではあった。それでも、無失点で試合を締められたことはチームにとって自信になるはずだ。

　こうした展開では、一つのミスで相手に流れを与えてしまう可能性もあるが、この日のFC東京に隙はなかった。「集中力が一瞬切れてしまうような時間帯やプレーがありがちだが、最後まで集中力を切らさずに戦ってくれた」と、長谷川監督はイレブン、特に最終ラインの奮闘を評価した。

　そして、リーグ戦初勝利については「選手たちに感謝したい」とし、「やっと1勝という見方もできると思うので、中断期間を挟みますが、次に向けてしっかり準備していきたい」と先を見据えた。

　長谷川監督率いる青赤はようやく、一歩前へと踏み出した。

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