フラメンゴのヴィニシウス・ジュニオール【写真:Getty Images】
レアル・マドリー移籍が内定しているフラメンゴのFWヴィニシウス・ジュニオールは、将来的に「ネイマール以上」の選手となることも期待できるかもしれない。スペイン紙『アス』は、ジュニオールが様々なデータでデビュー当初のネイマールを上回っていることを伝えている。
現在17歳のヴィニシウスは、マドリーへの移籍が合意に達したことが昨年5月に発表された。国際サッカー連盟(FIFA)の規定により、正式に移籍が成立するのは同選手が18歳の誕生日を迎える今年7月となる。
マドリーとの合意が発表された時点でヴィニシウスは、フラメンゴのトップチームにデビューしたばかりの16歳だった。だがその後の活躍は、16歳にして移籍金4500万ユーロ(約58億7000万円)という高値がつけられたほどの期待に応えるものとなっている。
ヴィニシウスがフラメンゴでデビューしたのは16歳10ヶ月の時。17歳1ヶ月でサントスのトップチームにデビューしたネイマールよりも約3ヶ月早かった。初ゴールは両者ともに17歳1ヶ月で記録している。
南米王者を決める大会であるコパ・リベルタドーレスでは、ヴィニシウスは今週行われたエメレク戦で初ゴールを含む2得点を記録。ネイマールが同大会で初ゴールを決めたのは2011年、19歳1ヶ月の時だった。
プロデビューから1500分間プレーした時点での得点数も、ネイマールの7点に対してヴィニシウスは8点。プロ選手としての初契約の報酬額や契約解除金も、ヴィニシウスがネイマールを上回っているという。
一方、ネイマールは18歳6ヶ月の時にブラジル代表にデビューしたが、ヴィニシウスはまだA代表は未経験。今年中にデビューの機会が訪れればネイマールより早いデビューとなる。
【了】