殴り合ったチームメート2人にレッドカード【写真:Getty Images】
フランス2部リーグの試合で、同じチームの選手2人がプレー中に殴り合いのケンカを起こし、両者ともにレッドカードを受けるという珍事があった。
騒動が起こったのは現地時間16日に行われたフランス2部リーグ第30節のクヴィイー対オセール戦。アウェイのオセールが先制したが、クヴィイーが3点を奪って逆転し、3-1の状況で迎えた80分の出来事だった。
クヴィイーが右サイドから攻撃を仕掛けようとしたところで、オセールのDFピエール=イヴ・ポロマとMFミシャエル・バレートの2人が自陣内中央付近で近づくと、お互いの顔面に向けてパンチを繰り出すなど激しく争い始めた。相手のクヴィイーの選手が止めに入ったが2人の興奮は収まらず、その後スタッフや他の選手ら数人によってようやく引き離された。
主審はこの騒動に対し、ポロマとバレートの両方にレッドカードを提示するという裁定を下した。9人になったオセールはさらに1点を奪われ、1-4で敗れる結果に終わっている。
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