ブンデスリーガ優勝に王手をかけたバイエルン・ミュンヘン【写真:Getty Images】
ブンデスリーガで首位に立つバイエルン・ミュンヘンは、早ければ今週末に行われる第27節の結果次第で今季のリーグ優勝を決めることができる。
今季序盤はやや出遅れたバイエルンだが、10月にカルロ・アンチェロッティ前監督に代わってユップ・ハインケス現監督が就任してから絶好調。前節を終えた時点で2位シャルケに20ポイント、3位ボルシア・ドルトムントに21ポイントの差をつけている。
シャルケは現地時間17日にアウェイでヴォルフスブルクと、ドルトムントは18日にホームでハノーファーと対戦する。ここで両チームともに勝てなかったとすれば、バイエルンに今節での優勝決定の可能性が出てくる。
バイエルンはドルトムントより遅い時間の18日18時にアウェイでRBライプツィヒと対戦。シャルケとドルトムントが勝ち点を落とした上でバイエルンが勝利すれば、7試合を残しての今季優勝が決定する。
27節終了時点での優勝決定ならリーグ史上最速タイ。バイエルンは2013/14シーズンにも、現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督に率いられ、7試合を残した時点で優勝を決めたことがあった。
バイエルンはDFBポカール(ドイツ杯)でも準決勝に勝ち進み、チャンピオンズリーグでも準々決勝に残っている。ハインケス監督が2013年に成し遂げた3冠を再び達成できる可能性も残されている。
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