現役引退を決めた坂田大輔【写真:Getty Images for DAZN】
J2アビスパ福岡は15日、元日本代表のFW坂田大輔が現役引退を決めたことを発表した。
坂田は2001年に横浜F・マリノスでプロキャリアを始めると、2011年にはギリシャのアリスでプレー。帰国後はFC東京に所属したあと、2012年から福岡に所属していた。
昨季限りで福岡との契約が満了となった35歳の坂田は、「2017シーズンを持ちまして現役を引退する事を決断しました」と発表。「自分の進路をなかなか公表出来ず心配してくださっていた皆さんには申し訳ない気持ちで一杯です。アビスパ福岡を契約満了になり、その後も現役を続けたいとの思いでチームを探していましたが、自分にとっては想像以上に厳しい現実が待っていました。ただ決して強がりで言う訳ではありませんが、30歳を超えてから毎年常に引退の可能性もあるんだぞと自分に言い聞かせていました。後悔がないと言えば嘘になりますが、17年間大きな怪我もなくプロの世界で戦えた自分を誇りに思いたいです」とコメントを残している。
福岡はJ1・J2合わせて201試合に出場した坂田のために、引退セレモニーを用意。4月1日の栃木SC戦のあと、サポーターに直接あいさつをすることになる。
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