レアル・マドリー移籍が噂されるFWネイマール【写真:Getty Images】
レアル・マドリーが来夏大型補強に乗り出すかもしれない。
現在リーガエスパニョーラで首位バルセロナに勝ち点差15をつけられた3位につけるなど低迷ぶりを発揮しているレアル・マドリーは、来夏のビッグネーム獲得を画策している。その最有力候補となっているのがパリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールだが、同選手はクラブに加入してまだ1年もたっていなく、加えて移籍金は4億ユーロ(約526億円)にも昇るとも伝えられていることから、実現は困難との予想もなされている。
シーズン途中で復活を遂げたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド以外の前線の選手が振るっていない今季のマドリーにとって、攻撃陣のテコ入れは急務となっている。故に、クラブはネイマール獲得失敗時に備えて他のアタッカーの選手の獲得を画策している。
スペイン紙『マルカ』によると、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザール、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが主なターゲットとなっており、これにマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを加えた3選手の獲得が、ネイマール獲得失敗時の“プランB”として伝えられている。これには総額3億ユーロ(約390億円)が必要になるようだ。
3選手ともにこれまでマドリー移籍の噂が立っていたが、GKのデ・ヘアはユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が放出を希望していないこともあり獲得が困難であると予想されている。いずれにせよ、このプランBが実現すればネイマールの“禁断の移籍”と同じくらいのインパクトをサッカー界に与えるだろう。
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