FC東京の久保建英【写真:Getty Images】
JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節が14日に行われ、FC東京はJ2のアルビレックス新潟と対戦した。
「今シーズン、チームとして初勝利で、個人として初ゴールだったので、今日は非常にいい形で試合を終えることができたと思う」
殊勲のレフティーは、試合を振り返っている。
スコアが動いたのは76分。ネットを揺らしたのは、久保建英だ。高萩洋次郎が楔のパスを打ち込むと、ディエゴ・オリヴェイラがワンタッチで落とす。これに反応した久保がスピードに乗った状態でボール運び、左足を一閃。鋭いシュートをゴール右隅へ突き刺した。
「自分はあの形が得意だと思っているので、これからもどんどんああいう形でフィニッシュに持っていけたらと思います」
ゴールが決まった瞬間、背番号15はFC東京サポーターが陣取るゴール裏へと真っ先に駆け、喜びを表現した。「嬉しかったというのと、色々な方の期待に答えられて良かったなと」と話している。
得点の場面以外にも、久保は積極的なプレーを披露。「どんどん前に入っていってほしいというのは監督にも言われていました」というアタッカーは、チームに勢いをもたらしたと言えるだろう。
久保建英のゴールで今季初の歓喜を手にしたFC東京。首都クラブはここから波に乗ることができるだろうか。
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