バルセロナ移籍が噂されるFWアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンにクラブ退団の噂が出ている。
現在好調を維持しているグリーズマンは、直近13試合で13ゴールを記録。今季は公式戦通算36試合中21ゴールを決めており、現在リーガエスパニョーラで2位につけているチームにとって間違いなく欠かせない選手となっている。
昨夏から今冬にかけてバルセロナへの加入が噂されたこのフランス代表FWだが、ここにきて再び同クラブへの移籍の可能性が浮上している。仏メディア『Le10 Sport』によると、グリーズマンはバルセロナ移籍を希望しているため、アトレティコからの契約延長オファーを拒否したようだ。
クラブ側はエース慰留のために年俸や契約解除金の増額を目指しているが、選手本人との合意には至っていない。グリーズマンの契約解除金は1億ユーロ(約130億円)と近年の市場価格の高騰具合から考えれば格安となっており、現在はマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンら他のビッグクラブも同選手の獲得を熱望している。
昨夏はFIFAからの補強禁止処分を受けたクラブの苦しい状況を考慮して残留を決めたグリーズマンだが、今季終了後はこれまで以上にクラブ退団を決断する可能性は高まるかもしれない。
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