広島の3連勝に貢献した林と川辺
J1 第3節のベストイレブン
フットボールチャンネル編集部では、10日から11日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第3節のベストイレブンを選出した。
アウェイで鹿島アントラーズに1-0と勝利し、開幕3連勝を果たしたサンフレッチェ広島からは2名。PKストップに加え、ビッグセーブで何度もピンチを救った林卓人、豊富な運動量と絶妙なボールコントロールで好機を演出した川辺駿をベストイレブンとした。背番号36は2節連続での選出となる。
浦和レッズとホームで対戦したV・ファーレン長崎からは激しい上下動からクロスでチャンスを演出し、先制点に繋がるPK獲得にも貢献した翁長聖を選んでいる。
横浜F・マリノスに2-1で勝利し、今季初白星を得たサガン鳥栖から対人戦の強さを発揮しただけでなく、シンプルにパスを捌いて攻撃にリズムを与えた高橋秀人を。驚異のフィジカルをみせ、PKでチームの追加点を挙げたビクトル・イバルボを選出した。
リーグ戦2連敗中と調子の上がらなかったジュビロ磐田はホームでFC東京に勝利し、ようやく今季初勝利を掴んだ。その中から守備でも献身的にプレーし、1G1Aと文句なしの活躍で勝利の立役者となったアダイウトンをピックアップ。また、新里亮や上原力也といった面々を先発で起用し、交代策もピタリと当たるなどベンチワークに冴えをみせた名波浩監督を今節の最優秀監督としている。
昇格組同士の対決となった湘南ベルマーレ対名古屋グランパスからは両チーム1人ずつ。前者からは守備の要として名古屋FWジョーにしっかり対応したアンドレ・バイア。後者からは様々な形でボールに関与し攻撃に厚みを加えただけでなく、クリーンかつ安定した守備で無失点に貢献した宮原和也をベストイレブンとした。
フットボールチャンネル編集部が選んだ明治安田生命J1リーグ第3節のベストイレブンと最優秀監督は以下のとおり。
▽GK
林卓人(広島)
▽DF
宮原和也(名古屋)
アンドレ・バイア(湘南)
ファン・ソッコ(清水)
▽MF
高橋秀人(鳥栖)
大島僚太(川崎F)
翁長聖(長崎)
川辺駿 (広島)
▽FW
ビクトル・イバルボ(鳥栖)
クリスラン(清水)
アダイウトン(磐田)
▽最優秀監督
名波浩(磐田)
明治安田生命J1リーグ第3節全試合の結果は以下のとおり。
川崎F 2-0 G大阪
横浜FM 1-2 鳥栖
仙台 1-1 神戸
長崎 1-1 浦和
鹿島 0-1 広島
柏 1-1 C大阪
磐田 2-0 FC東京
札幌 1-3 清水
湘南 0-0 名古屋
【了】