ハンブルガーSVのベルント・ホラーバッハ監督【写真:Getty Images】
日本代表のDF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(HSV)はベルント・ホラーバッハ監督を解任するようだ。
現地時間10日に行われたブンデスリーガ第26節でHSVはバイエルン・ミュンヘンと対戦し0-6と大敗した。独誌『キッカー』によると現在17位と降格圏に沈むHSVはホラーバッハ監督の解任を決め新監督にはU-21で指揮を執るクリスティアン・ティッツ氏が就任すると伝えている。
ホラーバッハ監督は1月22日にマルクス・ギスドル前監督からチームを引き継いだ。しかし就任後リーグ戦7試合を戦い獲得した勝ち点はわずか「3」だ。
バイエルンとの試合後、DFキリアコス・パパドプーロスはミックスゾーンで「私は良いサッカーしタイトルを勝ち取るためにこのクラブに来た。今夏の移籍市場でクラブは間違いをしたと個人的には思っている。チームは何の補助も受けていない」とフロントを批判するような発言をしている。
監督交代や身内から批判が飛び出すなどピッチ外内外で問題を抱えるHSV。ブンデスリーガで唯一2部降格をしたことがない伝統あるクラブが最大の危機を迎えているかもしれない。
【了】