豊川雄太【写真:Getty Images for DAZN】
【オイペン 4-0 ムスクロン ベルギー1部第30節】
現地時間11日にベルギー1部リーグ第30節が行われた。オイペンのFW豊川雄太は、ムスクロン戦に途中出場し、3得点1アシストの大暴れを見せている。
この冬に鹿島からオイペンへ移籍した豊川は、2月17日にデビューを飾り、3試合続けて途中出場となっていた。ポジション確保のためにアピールしたいところだったが、待望の結果を一気に手にしている。
57分からピッチに立った豊川は0-0で迎えた73分に先制点を決めると、3分後に2点目をアシスト。80分、89分と自らゴールを奪って、ハットトリック達成となり、チームは4-0で勝利した。
豊川の大活躍は、ただの勝利ではない。オイペンの残留を引き寄せている。ベルギー1部リーグは第30節でひと区切りとなり、1位~6位は優勝決定プレーオフへ。7位~15位はヨーロッパリーグ出場を懸けたプレーオフに臨む。この時点で最下位の1クラブが、2部への降格が決定となる。
オイペンは最下位で最終節を迎えており、勝ち点で並んでいたメヘレンは同時刻開催の試合でベフェレンに2-0で勝利した。それでも、4-0で勝利した結果、オイペンはメヘレンと得失点差わずか「1」の差で15位に浮上。劇的にプレーオフに回ることが決まった。
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