メスの川島永嗣【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第29節の試合が現地時間10日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)がメスに5-0の勝利を収めた。メスのGK川島永嗣に対し、フランス各メディアの評価は厳しいものとなっている。
首位を快走するPSGはFWネイマールを負傷で欠いており、FWエディンソン・カバーニらも欠場したが、圧倒的な力の差は変わらず。20歳のFWクリストファー・ヌクンクの2得点などで計5ゴールを叩き込んだ。
川島は好セーブで抵抗する場面もたびたびあったが、今季前半戦で対戦した試合と同じく5失点。2試合で計10点を奪われる結果に終わった。
フランスメディアでは当然ながらPSGの選手たちを高く評価し、メスの選手たちへの評価は厳しい。『Maxifoot』『Footmercato』『Homme du Match』などはいずれも川島に「4.5」の採点をつけたが、それでもチーム内では比較的高い方だった。
「5失点を喫したが好セーブもあった」「ディフェンスに助けられなかった。後半にはファインセーブも多かった」「チームがあと2点か3点奪われてパリから帰るのを防いだ」など、寸評は川島に対して同情的。5失点では低評価は避けられないとはいえ、一定の健闘を見せたことは認められている。
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