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香川真司 7年前

デコボコ・ドルト、フランクフルト攻略の鍵は「レアル式」。ポゼッション放棄で脱皮なるか

ボルシア・ドルトムントは11日のブンデスリーガで長谷部誠擁するフランクフルトと対戦する。パフォーマンスが安定しないドルトムントは、目標達成が微妙な状況。いっそのこと、ポゼッションを放棄するのも策かもしれない。(取材・文:本田千尋【ドイツ】)

text by 本田千尋 photo by Getty Images

過密日程ドルトムントは「デコボコ」

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浮き沈みのあるドルトムント【写真:Getty Images】

 息つく暇もない。3月8日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16第1戦で、FCレッドブル・ザルツブルクに敗れたボルシア・ドルトムント。それから3日後の11日、今度はブンデスリーガの第26節で、ホームにアイントラハト・フランクフルトを迎える。

 ドルトムントはここ4試合連続で勝ち切れていない。9日に行われた会見で、ペーター・シュテーガー監督は、今後も困難な道のりが続くことを予想した。

「シーズンはデコボコしている。我々は待たなければならないだろう。我々が自分たちの目標に到達するかどうかを」

 第25節を終えた時点で3位につけ、「自分たちの目標」=チャンピオンズリーグ出場圏内に位置している。だが、不安定なパフォーマンスが続いている現状を踏まえれば、決して楽観視はできないだろう。4位以内をキープして今季を終えられるとは限らない。バイエルン・ミュンヘン、FCシャルケ04、バイヤー・レバークーゼンといった上位陣との対戦を残している。「シーズンはデコボコしている」のだ。

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