過密日程ドルトムントは「デコボコ」
息つく暇もない。3月8日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16第1戦で、FCレッドブル・ザルツブルクに敗れたボルシア・ドルトムント。それから3日後の11日、今度はブンデスリーガの第26節で、ホームにアイントラハト・フランクフルトを迎える。
ドルトムントはここ4試合連続で勝ち切れていない。9日に行われた会見で、ペーター・シュテーガー監督は、今後も困難な道のりが続くことを予想した。
「シーズンはデコボコしている。我々は待たなければならないだろう。我々が自分たちの目標に到達するかどうかを」
第25節を終えた時点で3位につけ、「自分たちの目標」=チャンピオンズリーグ出場圏内に位置している。だが、不安定なパフォーマンスが続いている現状を踏まえれば、決して楽観視はできないだろう。4位以内をキープして今季を終えられるとは限らない。バイエルン・ミュンヘン、FCシャルケ04、バイヤー・レバークーゼンといった上位陣との対戦を残している。「シーズンはデコボコしている」のだ。
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