ユベントスのジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが今季終了後に現役を引退することになれば、イタリアの複数クラブ間で「ドミノ効果」によるGKの大移動が起こるかもしれない。スペイン『マルカ』紙がイタリアメディアの報道に基づいて伝えている。
40歳となったブッフォンの今季終了後の去就は定かではない。ユーベでもイタリア代表でもプレーを続行するとの見方もあれば、現役引退を決断したとの報道もある。
すでにユーベはブッフォンの後継者候補として今季からヴォイチェフ・シュチェスニーをチームに加えているが、レジェンドの穴を埋めるため他にも新たなGKを獲得する可能性があるかもしれない。特に有力視されるのは、ミランの19歳守護神ジャンルイジ・ドンナルンマだ。
ドンナルンマにはユーベのほか、パリ・サンジェルマンも強い関心を示しているようだ。ミランは若き守護神を失う場合に備えて、すでにナポリのホセ・マヌエル・レイナの獲得に迫っていると報じられている。35歳のスペイン代表に対し、年俸300万ユーロ(約3億9000万円)での2年契約を提示しているという。
ナポリとしても、不動のGKを失えば新戦力が必要となる。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』によれば、レバークーゼンのベルント・レノをターゲットとしているようだ。26歳のレノはドイツ代表での存在感を強めるためにも、他国リーグでの新たな挑戦を望んでいるとみられている。
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