メスのGK川島永嗣【写真:Getty Images】
メスは10日に行われるリーグアン第29節でパリ・サンジェルマンと対戦する。GK川島永嗣が、フランス『レセンシエル』のインタビューで、大一番に向けた意気込みを語った。
首位を独走するパリ・サンジェルマンと、最下位メスの差は歴然だ。しかし、川島は残留という目標を達成するために、どこが相手でも勝ち点を求めている。
チーム練習のあとも個人でトレーニングをしているという川島は、「体づくりです。あとはジョギングやストレッチやリカバリーですね。34歳なので、しっかり練習をしないと怪我のリスクが高まるんです」と話した。
パリ・サンジェルマン戦では川島の活躍が必要になる。こういった試合に向けて特別な準備をしているかと問われると、「事前に予想することはできないので、いつもどおりの準備をすることが大事です」と返答。「相手がパリ・サンジェルマンだろうと、自分たちの状況では結果が必要です。数字の上でリーグドゥへ行くことが決まるまで、信じて戦わなければいけません」と語った。
川島の契約は今季いっぱいまでとなっている。良いシーズンを過ごしているが、2部でもメスに残る可能性はあるかと問われると、「僕たち日本人は、少し違ったメンタリティがあります。クラブへの忠誠心をが強く持っています。まずは自分の位置を守ること。そして、次のシーズンについて話す準備はあります」と語り、契約延長の意思を持っているようだ。
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