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レアル、“神セーブ”連発のエイバルに大苦戦も2-1辛勝。乾貴士も87分プレーで躍動

text by 編集部 photo by Getty Images

C・ロナウド
ゴールを決めたC・ロナウド【写真:Getty Images】

【エイバル 1-2 レアル・マドリー リーガエスパニョーラ第28節】

 現地時間10日にリーガエスパニョーラ第28節の試合が行われ、3位レアル・マドリーは8位エイバルのホームに乗り込んで対戦。

 エイバルに所属する乾貴士は先発出場を果たしたが、前節のデポルティボ戦で負傷したファビアン・オレジャーナは欠場した。一方でマドリーはクリスティアーノ・ロナウドやガレス・ベイル、イスコなどを先発起用している。

 試合序盤から積極的に攻撃に絡みチャンスも作り出す乾。19分には乾のヒールパスを受けたキケがシュートを放つ。惜しくもGKケイラー・ナバスにセーブされ先制点とはならなかった。対するマドリーは28分、競合いで目元あたりを負傷したラファエル・ヴァランに代えてナチョ・フェルナンデスを投入。

 すると33分、ルカ・モドリッチから精度の高いパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドがDF裏に抜け出してゴールを決めた。42分にもC・ロナウドが強烈なシュートを放つが、エイバルの選手に当たって軌道が変わったボールを驚異的な反射神経でGKマルコ・ドミトロビッチが止める。

 そして50分、ついにエイバルの猛攻が実る。コーナーキックからイバン・ラミスがヘディングシュートを決めてエイバルが同点に追いついた。62分にはC・ロナウドに決定的なシュートを打たれるが、またしてもGKドミトロビッチのスーパーセーブにより追加点を与えない。

 2点目を奪えないマドリーは71分、一気に2枚変えを行いカリム・ベンゼマとルーカス・バスケスを投入した。76分には乾に決定的な場面が訪れるも、ヘディングシュートは枠外に。拮抗した試合展開の中、ようやくマドリーに追加点が生まれる。84分にC・ロナウドがクロスボールに飛び込み2点目を決めた。87分には乾がシャルレスとの交代でベンチに下がる。結局、リードを守り切ったマドリーが2-1の勝利をおさめている。

【得点者】
33分 0-1 C・ロナウド(マドリー)
50分 1-1 ラミス(エイバル)
84分 1-2 C・ロナウド(マドリー)

【了】

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