ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督【写真:Getty Images】
ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、8日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファーストレグのアーセナル戦を落として悔やんでいる。しかし、セカンドレグでの巻き返しを諦めていない。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが、指揮官のコメントを伝えた。
好調ミランは公式戦6連勝中。対するアーセナルは不振が続いており、ミランにとってはホームで先勝しておきたい状況だった。だが、結果は0-2で敗戦。敵地でのセカンドレグは簡単な試合ではなくなってしまった。
試合前からアーセナルを称えていたガットゥーゾ監督は、「非常に厳しい試合になることは覚悟していた。アーセナルはとても難しい時期を過ごしていたが、それでも巨大なクオリティがある。こちらはミスが多すぎた。チームが団結して戦うことがなく、相手がふさわしい結果を手にした」とコメント。
「もっとやれたはずだが、我々はチームとしてのプレーが一切なかった。このレベルの戦いは、若手たちにとっては新しいことだ。それでもミスが多すぎた。自信を失わずに前を見ていかなければいけない」と語り、相手の強さだけでなく、自分たちにも問題があったことを指摘している。
それでも闘将は、「サッカーに絶対はない。(アーセナルのホームタウン)ロンドンには挑戦しに行く。小旅行に行くわけじゃない。我々はミランだ。敬意を持たれるべきユニフォームでやっている。厳しいが終わったわけじゃない。もっと良いプレーをするよ」と語り、諦めないことを強調した。
アーセナル対ミランのセカンドレグは、15日に開催予定だ。
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