マンチェスター・シティのフィル・フォデン【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのMFフィル・フォデンは、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントに出場した史上最年少のイングランド人選手となった。英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
シティは現地時間7日に行われた決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合でスイスのバーゼルと対戦。ホームで1-2の敗戦を喫したが、1stレグに4-0の勝利を収めていたため2試合合計5-2で準々決勝へ勝ち進んだ。
フォデンはこの試合に先発で出場し、終了間際に交代するまでプレー。17歳283日でのCL決勝トーナメント出場は、セオ・ウォルコットが保持していた記録を塗り替えるイングランド人最年少記録となった。
そのプレーには、ジョゼップ・グアルディオラ監督も賛辞を送っている。チーム全体の後半の戦いぶりには「酷かった」と不満げだった指揮官だが、「おそらく彼(フォデン)とレロイ(・サネ)だけが良かった。アグレッシブにプレーし、何かをやろうとしていた」と名指しで称賛した。
昨年のU-17ワールドカップではイングランドの優勝に大きく貢献し、大会MVPにも選ばれたフォデン。昨年11月にCLグループステージのフェイエノールト戦でシティのトップチームにデビューし、これまで公式戦8試合に出場している。
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