アヤックスのユスティン・クライファート【写真:Getty Images】
オランダサッカー協会(KNVB)は7日、今月行われる2試合の国際親善試合に向けた代表候補メンバー33名を発表した。アヤックスのFWユスティン・クライファートが初の招集を受けている。
ロシア・ワールドカップ欧州予選で敗退に終わったオランダ代表は、2月にロナルド・クーマン新監督が就任。23日にアムステルダムで行われるイングランド戦、26日にジュネーブで行われるポルトガル戦の2試合は、強豪再建に向けた第一歩となる。
チームの若返りに向けて代表歴のない選手たちも数人招集される中で、A代表初招集を受けた18歳に特に注目が集まっている。元オランダ代表ストライカーであるパトリック・クライファート氏の息子であるユスティンだ。
「2世選手」としてデビュー当時から注目を集めていたユスティンだが、現在ではプレー自体も高く評価され、他国のビッグクラブからの関心も盛んに噂される。マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナなどが獲得を検討していると各国メディアが報じている。
バルサのFWリオネル・メッシがユスティンを高く評価し、クラブに対して獲得を勧めたとの噂もあった。だがユスティンは英誌『フォー・フォー・トゥー』のインタビューで、「メッシと連絡は取っていないので、それが事実なのかどうかは知らない。彼自身しか知らないことだけど、そういう話は嬉しいね」とコメントしている。
「2つの大きな目標がある。アヤックスでエールディビジ(オランダ1部)優勝のタイトルを獲得することと、オランダ代表デビューを飾ることだ」とユスティン。今季エールディビジでは首位PSVに10ポイントの差をつけられているが、2つ目の夢はもうすぐ叶うかもしれない。
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