横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスは7日、YBCルヴァンカップのグループリーグ第1節でFC東京と対戦し1-0で勝利を収めた。
直近のリーグ戦からチームの約半数を入れ替えたマリノス。序盤にDF栗原勇蔵が負傷交代するアクシデントがあったものの、4分にイッペイ・シノヅカが奪ったゴールを守りきって今季の公式戦初勝利を掴み取った。
同時に就任後初の白星を飾ったマリノスのアンジェ・ポステコグルー監督は、「自分たちもFC東京も何人かの選手を入れ替えて、難しい試合になると予想していましたが、実際にやってみて難しい試合でした」と振り返った。
Jリーグ開幕から2試合、ボールを支配しながら勝ちきれない試合が続いていた。今回のFC東京戦は逆に「なかなか自分たちの思うようにコントロールする時間帯が少ない試合」だったと、マリノスを率いるオーストラリア人指揮官は分析する。
「自分たちのサッカーをできているかどうか、パフォーマンスを重視する。そういう意味では今日の試合はコントロールしきれていなかった」
それでも重要なのは、これまで新監督のもとで積み上げてきたサッカーを貫いた上で、一つ目の勝星を得たこと。ポステコグルー監督も「信念を信じ切れた」と、自信を口にする。次は中2日でJ1第3節のサガン鳥栖戦。ルヴァン杯での初勝利で弾みをつけ、リーグ戦での勝ち点3獲得に挑む。
(取材・文:舩木渉)
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