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川崎F、勝ち点2を落とす。鬼木監督「隙を見せずに最後まで戦いたかったが…」

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

鬼木達
川崎Fの鬼木達監督【写真:Getty Images for DAZN】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループF第3節が7日に行われ、川崎フロンターレはメルボルン・ビクトリーと対戦し2-2と引き分けた。

 エウシーニョのゴールで幸先よく先制した川崎Fは、36分に同点とされたものの、後半もらしさを発揮。相手ゴール前の崩しから小林悠のラストパスを登里享平が決めて勝ち越しに成功した。

 しかし、勝利が目前に迫った後半アディショナルタイム。PA内で奈良竜樹が相手を倒してPKを献上してしまう。これを決められ、川崎Fの手から勝ち点2がこぼれ落ちた。

 試合後、鬼木達監督は「選手たちは本当に勇気を持って戦ってくれたが、勝ちきれなかった。とにかく、その悔しさしかない」と振り返った。

「とにかく隙を見せずに最後まで戦いたかったが、残念な結果になってしまった」

 ACL第3節を終えて獲得した勝ち点は『1』にとどまっている。指揮官は「自分たちが求めていたものとは大きく違う」とする。それでも「3試合を通して、ACLの中でも成長しているところはあると思うので、そこは引き続きやっていきたい」と述べた。

 また、「崩された失点があるかと言われるとそうではないので」とも話している。勝利を逃した悔しさはあるが、チームのポジティブな点にも目を向けた指揮官。手痛いドローとなってしまったが、次節こそ勝利を掴みたいところだ。

【了】

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