パリ・サンジェルマン【写真:Getty Images】
元ドイツ代表のGKオリバー・カーン氏がパリ・サンジェルマン(PSG)を痛烈に批判している。
現地時間6日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、PSGはホームでレアル・マドリーと対戦し1-2で敗れた。
2試合合計でも2-5となりベスト16で大会から姿を消すことになったPSGに対し独テレビ『第2ドイツテレビ』でコメンテーターを務めるカーン氏は「高いクオリティーを持ったチームのはずだが今日は全くダメだった」と酷評した。
続けて「ワールドクラスの選手を獲得する事は出来る。でもメンタリティーはお金では買えない。それは長年かけて培われるものだ」と負けた要因を精神的な甘さにあると分析した。
試合後に同テレビ局のインタビューに答えたPSGのMFユリアン・ドラクスラーは「我々は最初から相手にもっとプレッシャーをかけなければならなかった。それが出来なかったのだから負けて当然だ」と完敗を認めている。
今季はモナコからFWキリアン・ムバッペをバルセロナからFWネイマールを獲得するなど積極的な補強をしたPSG。クラブ史上初のCL制覇を狙うもマドリーの前に2季連続でベスト16敗退となった。
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