4日に死去したダビデ・アストーリ【写真:Getty Images】
急死したイタリア代表DFダビデ・アストーリへの追悼の意を表し、同選手が最後に所属していたフィオレンティーナと古巣のカリアリは、アストーリが使用していた「背番号13」のユニフォームを永久欠番とすることを決定した。
アストーリは現地時間4日、31歳の若さで突然この世を去った。この日予定されていたウディネーゼとのアウェイゲームに向け、チームが宿泊していたホテルで就寝中に発作に襲われたものとみられている。
カリアリとフィオレンティーナは6日に、アストーリの背番号を永久欠番とすることを発表。「ダビデ・アストーリの思い出を尊重し、彼の記憶を消えないものとするため、カリアリとフィオレンティーナは共同して背番号13のユニフォームを欠番とすることを決定した」と両クラブが公式ツイッターに投稿した。
アストーリは2008年にミランからカリアリに加入し、6年間にわたって主力としてプレー。ローマ、フィオレンティーナにレンタルされた期間も含めれば8年間在籍していた。2015/16シーズンにフィオレンティーナへレンタルされたあと完全移籍し、今季はキャプテンを務めていた。
なお、今季のカリアリでは20歳のDFフィリッポ・ロマーニャが13番のユニフォームを使用している。即座に背番号が変更されるのか、来季からの欠番とするのかなど詳細は明らかにされていない。
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