ブライトンに敗れたアーセナル【写真:Getty Images】
現地時間4日に行われたプレミアリーグ第29節のブライトン戦に敗れたことで、アーセナルは公式戦4連敗となった。クラブにとって16年ぶりとなる不名誉な記録だ。
先月22日には、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合でスウェーデンのエステルスンドFKに1-2の敗戦。1stレグに3-0の勝利を収めていたため勝ち抜くことはできたが、ホームで屈辱を味わわされた。
さらにカラバオ・カップ決勝とプレミアリーグ第28節の試合でマンチェスター・シティと連戦し、いずれも0-3の完敗に終わった。リーグ首位を走るシティに明らかな力の差を見せつけられた形だ。
さらに昇格組ブライトンにも敗れたことで、公式戦4連敗。英メディア『フォー・フォー・トゥー』などが伝えるところによれば、2002年10月以来のワースト記録となった。その時はプレミアリーグのエバートン戦とブラックバーン戦、チャンピオンズリーグのオセール戦とボルシア・ドルトムント戦で4連敗を喫していた。
またアーセナルは、12月16日のニューカッスル戦に1-0の勝利を収めて以来、プレミアリーグの11試合連続でクリーンシート(完封)がない。11試合連続の失点は、これも16年ぶりのことであり、クラブワーストタイの記録となっている。
アーセン・ヴェンゲル監督にとっては、22年目にして就任以来最悪のシーズンとなることも現実味を帯びてきた。現在6位に位置するアーセナルは、9試合を残して5位チェルシーと8ポイント差。このまま6位以下でシーズンを終えれば、昨季の5位を下回りヴェンゲル監督のワースト順位となる。
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