ヴェスレイ・スナイデル【写真:Getty Images】
現地時間4日、オランダ代表で指揮を執るロナルド・クーマン監督が同国代表のMFヴェスレイ・スナイデルの代表引退についてコメントしている。
現在33歳のスナイデルは、2003年4月に18歳でオランダ代表にデビュー。2006年、2010年、2014年の3度のワールドカップに出場し、2010年大会ではグループステージの日本戦での決勝点も含めて大会得点王に並ぶ5ゴールを記録。準優勝の好成績に大きく貢献した。
クーマン監督はスナイデルと話し合いをした事を明かし「ヴェスレイはオランダサッカーの歴史の中で最高の選手の一人だ」と功績を認めた。その上で「私は新しい代表を作る。その為には決断をしなければならなかった」とスナイデルの代表引退は世代交代の一環である事を強調した。
スナイデルは15年間にわたりオランダ代表の中心選手として活躍を続け、代表歴代最多となる133試合に出場している。スナイデルの引退はロシアワールドカップ出場を逃したオランダサッカーにとって歴史の一つの区切りとなるかもしれない。
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