スコアは1-0だったが内容は…【写真:Getty Images】
現地時間4日に行われたプレミアリーグ第29節のマンチェスター・シティ対チェルシーは、1-0でホームのシティが勝利した。点差はわずか1だが、内容面では大きな差があったことをデータが証明している。
英『スカイ・スポーツ』のスタッツでは、まずボール支配率に大きな差が出ている。シティが71.1%でチェルシーは28.9%だった。
シティはパス成功率でもチェルシーを圧倒。シティは全体で92.5%のパスを成功させ、アタッキングサードでも81.8%と高いパス成功率を誇っている。チェルシーは77.3%のパス成功率で、アタッキングサードに限定すると55%まで下がった。
ほとんどの数字でシティを下回るチェルシーは、シュート数の差も目立っている。チェルシーが13本のシュートを放ち、チェルシーはわずか3本。枠内に飛んだシュートはない。
『Opta』によると、チェルシーが前半をシュートなしで終えたのは、同メディアがデータ集計を始めた2003/04シーズン以降で初めてのことだという。
さらに、シティが成功したパス本数も記録的だった。902本のパス成功は、2003/04シーズン以降のプレミアリーグで1試合で最多となっている。
2位リバプールと勝ち点18差をつけて首位を快走するシティは、上位チームが相手でも圧倒的な力を見せている。どこまで勝ち点を伸ばせるだろうか。
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