サンフレッチェ広島のティーラシン【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第2節が4日に行われ、サンフレッチェ広島は浦和レッズに2-1で逆転勝利した。
タイ代表のティーラシンは開幕戦に続き、この日もスタメン出場を果たした。パトリックとともに前線で奮闘。起点になる場面もあったが、相手守備陣の激しい寄せもあって思うようにプレーさせてもらえなかった。
そして、56分にピッチを退いた。北海道コンサドーレ札幌戦でヘディングシュートを決めるなど鮮烈なJデビューを果たしたが、この日は得点を挙げることができなかった。とはいえ、まだ2試合を終えたばかり。今後さらにフィットしていけばチームの力となるはずだ。広島の城福浩監督も期待を寄せる。
「(開幕戦では)いわばノーマークの状態だったが点を取って、彼へのマークは明らかに厳しくなったと思う。(今日は)彼が特別良くなかったというよりも、マークされるべき選手になりつつあるということだと思う。これを乗り越えてボールをもっと触れる、相手にとって嫌なところでボールを触れる回数が増えていけば、より我々のチームにとってもプラスになると思う」
タイの英雄は、献身的な姿勢は見せた。相手の警戒は強まっていくはずだが、それを跳ね除けてゴールを重ねたいところだ。
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