レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第27節の試合が現地時間3日に行われ、レアル・マドリーがヘタフェに3-1の勝利を収めた。C・ロナウドはこの試合で2得点を記録している。
この2ゴールにより、C・ロナウドはリーガでの通算300ゴールを達成したと多くのメディアが伝えた。2009年にマドリーに加入して以来の9シーズン弱で、286試合に出場して合計301ゴールを記録したとされている。
だがマドリーは、先月24日に行われたアラベス戦で2得点を決めた時点で、C・ロナウドは285試合に出場して300ゴールを達成したと発表していた。ヘタフェ戦での2得点を加えれば、286試合で302ゴールを記録したということになる。
この「1点」の差は、C・ロナウドの通算ゴール数記録に常につきまとっている。昨年5月にマドリーでの公式戦通算400ゴールを達成したとクラブが発表した際にも、実際にはまだ1点足りないと伝えるメディアもあった。
その原因は、2010/11シーズンのリーガのレアル・ソシエダ戦で記録されたゴールにある。C・ロナウドの放ったFKが、DFペペの背中に当たってゴールに収まったものだ。リーグの公式記録ではペペの得点だとされているが、リーガ得点王に贈られる「ピチーチ賞」を主催する『マルカ』紙ではC・ロナウドの得点として集計しており、クラブも後者を採用しているようだ。
いずれにしても、C・ロナウドはバルセロナのFWリオネル・メッシに次ぐ歴代2人目のリーガ300得点を達成。326試合出場の時点で300点を越えたメッシより、40試合あるいは41試合速いペースで大台に乗せている。
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