U-17アメリカ代表のティモシー・ウェア【写真:Getty Images】
元リベリア代表FWで、現リベリア大統領であるジョージ・ウェア氏の息子であるFWティモシー・ウェアがパリ・サンジェルマン(PSG)で公式戦デビューを飾った。
PSGは現地時間3日に行われたフランス・リーグアン第28節の試合でトロアと対戦。この試合でトップチームに初招集されベンチに入っていたティモシーは、チームが2-0とリードした直後の78分に交代で送り出された。試合はそのまま2-0でPSGが勝利を収めている。
父親のジョージ・ウェア氏は1992年にモナコからPSGに加入し、3シーズンで公式戦55得点を挙げるなどの活躍。その後ミランへと移籍し、欧州以外の選手としては初めてのバロンドール受賞者になるなど伝説的な活躍を残した。昨年末に行われたリベリア大統領戦で勝利し、今年1月から大統領を務めている。
同氏の第3子であるティモシーは2000年2月生まれの18歳。2014年からPSG下部組織に在籍し、昨年7月にプロ契約を結んでいた。米国で生まれたためアメリカ代表入りの資格を持ち、昨年にはU-17アメリカ代表としてU-17ワールドカップに出場。決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦でハットトリックを記録するなどの活躍を見せた。
【了】