スペイン2部クルトゥラル・レオネサのMF井手口陽介に、さらなる困難が待っているかもしれない。同選手は3日に行われたリーグ戦でベンチ入りメンバーから外れた。

　降格圏に低迷するクルトゥラル・レオネサは3日、ホームでレウス・デポルティウと対戦した。定位置確保に苦しんでいる井手口はベンチ外。負傷などの情報は現地点で出ていない。

　イングランド2部のリーズからこの冬にスペインへレンタル移籍した井手口は、加入後から途中出場でピッチに立つことが多かった。先発出場は1回のみで、その試合は前半のみで交代している。前節はベンチ入りするも、初の出番なし。そして3日の試合では初のベンチ外となっている。

　さらに、3日のレウス戦でクルトゥラル・レオネサが勝利を収めたことも、井手口にとってポジティブな結果とは言いがたい。リーグ戦4連敗中だったクルトゥラル・レオネサは、これが5試合ぶりの勝利。クリーンシートは9試合ぶりとなっている。

　「純粋なMFはセルヒオ・マルコスだけだった（『カデナ・セール』）」というメンバーで結果が出たクルトゥラル・レオネサ。指揮官がレウス戦のメンバーで継続することは十分に考えられる。

　井手口は今週、スペイン紙のインタビューで少しずつ適応していると話していたが、定位置獲得にはもう少し時間がかかるかもしれない。

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