アーセナルのエクトル・ベジェリン【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するスペイン代表DFエクトル・ベジェリンは、来夏にユベントスへ移籍する可能性があるかもしれない。英紙『ガーディアン』が2日付で伝えた。
アーセナルの不動の右サイドバックとしてプレーを続けているベジェリンだが、現在は「キャリアの方向性に疑問を抱いている」ところだという。「2016年11月にアーセナルとの新契約を結んだ時点ではおそらくプレミアリーグ最高の右サイドバックだった」が、その後はチームとともに苦戦が続いているとの見方だ。
これまでアーセナルは、ベジェリンに対する他クラブからのオファーを断り続けてきた。マンチェスター・シティやバルセロナのほか、ユーベも昨夏の移籍市場最終日にオファーを出して断られたとされている。
1月にもベジェリン獲得の打診を行ったというユーベは、今年夏にも改めて22歳の快速サイドバックの獲得に動くかもしれない。アーセナルが少なくとも移籍金4500万ポンド(約65億7000万円)を要求するであろうことも承知しているとのことだ。「セリエA王者は取引を完了させることができると信じている」と『ガーディアン』は伝えている。
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