横浜FMのMFダビド・バブンスキーは5月頃パパになる予定【写真:舩木渉】
3月1日、横浜F・マリノスのMFダビド・バブンスキーが24歳の誕生日を迎えた。日本での2年目のシーズン、開幕スタメンこそ逃したが、アンジェ・ポステコグルー監督率いるチームに貢献すべくモチベーションは高く保ち続けている。
来る2日には、J1第2節の柏レイソル戦が控えている。バブンスキーはベンチスタートが濃厚だが、「もちろんゴールは間違いなく狙いにいく。狙わない理由はないよ。僕の誕生日を勝利で祝えればいいね。最も重要なのは勝利で、それに僕のゴールで貢献できればより嬉しい」と、バースデーゴール奪取に燃えていた。
今季は4-3-3のインサイドハーフでの起用が見込まれている。そこでの役割は「バルセロナでやっていたときに近いからやりやすい。自分の持ち味も出しやすいと思う」と、攻撃面でのアピールに意欲的だ。昨年は定位置を失う時期もあり、サイドでの起用も多くなるなど、継続性を欠いて完全燃焼とは言えなかった。
Jリーグにも慣れ、2年目はまずポジション奪取と、チームとともにさらなる飛躍が期待される。バブンスキーとパートナーのカタリナさんの間には5月に息子が生まれる予定で、父親としての責任も生まれる。
「僕はあと2ヶ月くらいで父親になる。今年は僕にとって人生における新たなステージに踏み出す1年になるだろう。本当に興奮しているよ。学び続け、人間として成長し続け、毎日進歩していきたい」
そしてピッチ外でも目標がひとつ。以前から、今季が終わる頃には「日本語でインタビューに答えられるようになりたい」と宣言していた。
「シーズンが終わる頃には日本語でインタビューに答えられるようにって言ったからね。大きなチャレンジだよ。でも、日本語の勉強を再開して、もっとインテンシティを高めていかなきゃ。昨年はゆっくりだったから(笑)」
選手としても、1人の人間としても、父親としても飛躍の1年にできるか。マケドニア生まれのテクニシャンは並々ならぬモチベーションを胸に24歳のスタートを切った。
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