レアル・マドリーのMFトニ・クロース【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドが、来夏に中盤の選手の補強を行うことを画策している。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
現在リーグ戦で2位に位置しているユナイテッドは、既に来夏の補強に目を向けている。同紙によると、今季限りで現役引退が決まっているマイケル・キャリックや、十分に出場機会を得られていないマルアン・フェライニの退団が濃厚となっていることから、同クラブは中盤の選手が不足することを懸念しているようだ。来季も継続的に出場機会を確保できそうなのはネマニャ・マティッチとフアン・マタだけであるとも伝えられている。
そこで同紙は、来季の補強候補となる6人の中盤の選手をリストアップ。ジャン・セリ(ニース)、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)、ジョルジーニョ(ナポリ)、ヴィクター・ワニャマ(トッテナム)、ウィリアン(チェルシー)と司令塔からアタッカーのタイプの選手まで名前が挙がる中、レアル・マドリーのトニ・クロースも最もお買い得な選手として選出されている。
クロースは、この中でも最も低い3500万ユーロ(約46億円)と査定されているが、それにもかかわらず他の5人の選手よりも多くのタイトルや賞を獲得している。低迷中のレアル・マドリーでは定位置を確保しているため獲得は厳しいと予想されるが、果たしてユナイテッドはこのうちの誰か一人でも契約を勝ち取ることはできるのだろうか。
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