後期リーグに突入し自身の価値を示し始めているMF本田圭佑【写真:Getty Images】
メキシコ1部のパチューカに所属するMF本田圭佑に称賛の声が出ている。
本田は、これまで後期リーグで全9試合に出場しており、4得点4アシストを記録。前半戦に比べて、メキシコリーグに順応できている後半戦では素晴らしいパフォーマンスを披露している。
メキシコ紙『depor.com』 やスペイン紙『マルカ』はそんな本田の活躍に大きな評価を与えている。両紙がそろって強調しているのは、本田が「極度にプロフェッショナルである」ことで、パチューカはそれを同選手の大きな魅力の一つと感じているようだ。
パチューカ加入後はデビュー戦でいきなりゴールを決めるなど鮮烈な印象を残していた本田だが、前半戦は期待されたほどのプレーを見せることができなかった。「ミランや日本代表で見せていたようなテクニックやゴールを期待していたファンを魅了することができなかった」と『マルカ』も伝えている。
しかし、12月に行われたクラブW杯を境にパフォーマンスは向上。『depor.com』は、同大会での活躍を評価し「本田はその質の高さを示し、パチューカに輝きを与えた」と称賛している。
後期リーグでの爆発的な活躍で、加入当初の期待に応え始めている本田。今では「責任を負い、周りの若手選手のリーダーとなれる選手」とも期待されている。これからの活躍からも目が離せない。
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