パリ・サンジェルマン（PSG）の下部組織で活躍する「ワンダーキッド」MFヤシン・アドリをめぐって、欧州各国の名門クラブが争奪戦を繰り広げることになるかもしれない。仏紙『レキップ』による情報として英紙『デイリー・メール』が伝えた。

　現在17歳のアドリは、昨年行われたU-17ワールドカップでもフランスの主力として活躍。U-17日本代表と対戦した試合での1アシストも含め、グループステージの3試合で1ゴール5アシストを記録した。

　PSG下部組織でのプレーにより、多くのビッグクラブからの関心も引きつけているようだ。バルセロナやバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティ、アーセナルなどが獲得を争う見通しだと伝えられている。

　PSGはアドリを含む数人の若手有望株たちとプロ契約を結びたいと考えているようだ。だがプロ契約を結ばないまま今年夏を迎えたとすれば、他クラブは補償金25万ポンド（約3700万円）という格安の出費のみで獲得することが可能だという。

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