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前任者ファン・ハール氏がモウリーニョ批判。「シュバイニーへの扱いは…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・ファン・ハール
マンチェスター・ユナイテッド前監督のルイス・ファン・ハール氏【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッド前監督のルイス・ファン・ハール氏は、元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーに対するジョゼ・モウリーニョ監督の扱いは間違っていたとして批判を繰り出した。独紙『ビルト』に語っている。

 シュバインシュタイガーは、ファン・ハール氏がユナイテッドを率いていた2015年にバイエルン・ミュンヘンから加入。だが翌シーズンにファン・ハール氏が解任されてモウリーニョ監督が就任すると、完全に構想外の状態に置かれた。

 リザーブチームでの練習を強いられるなど冷遇された末、シーズン後半になってようやくトップチームに復帰を果たしたが、結局公式戦4試合に出場したのみ。昨年3月にはユナイテッドを離れ、MLS(メジャーリーグサッカー)のシカゴ・ファイアーへ移籍した。

 ファン・ハール氏も、シュバインシュタイガーが全盛期の状態ではなかったことは認めている。「プレミアリーグの高い要求に応えられる体の状態ではなかった。バイエルンから加入した時にはコンディションが整っていたが、フィジカル的に彼は終わりを迎えていた」と同氏は語る。

 だがそれでも、モウリーニョ監督による扱いは不当なものだったと主張。「私のあと、モウリーニョが彼を扱ったやり方は、シュバイニーにふさわしいものではなかった。彼はルイス・エンリケやマルク・ファン・ボメルやフィリップ・ラームのように常にピッチ上で存在感を見せられるタイプだったので、残念なことだ」とファン・ハール氏は話している。

【了】

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