現在チェルシーの指揮を執っているアントニオ・コンテ監督がイタリア代表監督候補に急浮上している。

　現地時間27日、イタリアサッカー協会で副コミッショナーを務めるアレッサンドロ・コスタクルタ氏は「個人的な見解として、コンテがベストだと思う。数ヶ月以内には彼と話し合いをするだろう」とロシアワールドカップ出場を逃し解任されたジャンピエロ・ヴェントゥーラ氏の後任者について述べた。

　コンテは2014年8月にイタリア代表監督に就任した。2016年の欧州選手権でチームをベスト8に導き大会終了後に退任した。その後チェルシーの監督に就任し2016/2017シーズンにはプレミアリーグ優勝を果たした。今季は5位と首位のマンチェスター・シティとは勝ち点差「19」離されている。

　現在のイタリア代表はルイジ・ディ・ビアージョ監督だが同氏はあくまで暫定監督のようだ。新監督の候補には前バイエルン・ミュンヘン監督のカルロ・アンチェロッティ氏やロシア1部リーグゼニト監督のロベルト・マンチーニ氏の名前が挙がっている。

「コンテは既に代表監督としての実績がある」と候補に挙がっている理由を説明するコスタクルタ氏。果たしてコンテ監督の2年ぶりの代表監督復帰はあるのだろうか。

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