フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表のFW原口元気の復帰が迫っているようだ。

　原口は今月2日のザントハウゼン戦で相手選手と競り合った際に頭を強打し脳しんとうと診断された。先週からチーム練習には参加していたがリーグ戦は3試合連続で欠場している。

　26日付けの独紙「エキスプレス」の取材で原口は「体調はかなりいい状態です。全ての練習メニューをこなせるようになってとても嬉しい」と復活をアピールしている。フリートヘルム・フンケル監督も「今週いっぱい様子を見る必要はあるが、脳しんとうの影響はもうないと個人的には思っている」とプレー可能な状態にまで回復したとの認識を示した。

　原口が欠場していた3試合でチームが獲得した勝ち点はたった「1」。この悪い流れを断ち切るためには原口の切れ味鋭いドリブルが必要だと同紙では論評している。

　果たして原口は現地時間3月4日にホームで行われるザンクト・パウリ戦で4試合ぶりに出場する事が出来るのだろうか。

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